勉強、勉強と子供を一生懸命勉強させるために子供を管理してきたり
勉強をとりあえずしようと思って机の前に座る子供が陥るのが、
「机の前に座っているのに成績が上がらない」という事実です。
しかし、実際には
「机の前に座っている時間」=「勉強している時間」
とはならないのです。
「受験は要領」の言葉にあるように、同じ時間をやっても、その内容が異なる
ためと自ずと、結果が違ってくるということです。
「大切なことは、勉強の成績は、
勉強した時間ではなく、
良問を解いた量に相関関係がある」
ということです。
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S君は、勉強時間が1日1時間くらい。
K君は、勉強時間が1日2時間。
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勉強時間は、F君の方が2倍多い。しかし、実際に成績が良いのは
S君の方。
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S君は、数学の問題を1時間で、120問解いている。
K君は、数学の問題を2時間で、 70問しか解いていない。
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つまり、「勉強している時間」
は、S君の方が短いのにも関わらず、「こなしている勉強の量」は
S君の方が圧倒的に多いのです。
ただ机にいるだけの勉強時間では時間がもったいないだけです。
問題を解いて初めて勉強です。