暗記の科目といわれる理科と社会ですが、果たして本当にそうなのでしょうか。
確かに暗記すべき項目は、国語や算数とは比べ物にならないほど多いのは本当です。
しかし、理科にしても社会にしても暗記だけで乗り切れる科目ではないのです。
もちろん基礎に暗記はありますが、それは理解を土台とした暗記であるべきなのです。
例えば社会ですが、地理にしても歴史分野にしても、年号、人名、地名、を
覚えていてもそれがどういう意味があってどのように繋がっているのか理解していないと生きてきませんよね。
更に、地理ならば、地形と気候の関係や地理の特色を理解した上で
特産物や工業の特色なども繋がって覚えることができるというわけです。
理科にしても、むしろ暗記というよりも理解が必要な分野が多く
例えば太陽の動きや月の動きにしても、自分のいる地球との位置関係を
しっかり三次元で把握していれば、理解して問題に当たれるというものです。
また、力学の問題も頭で暗記するのではなく、実際に動かしたり実験をしたりすれば
作用についても力の配分についてもおのずと理解が深まるというものでしょう。
このように暗記科目と思われていても
実は深い理解を伴っていれば問題が解けるというものが理科と社会なのです。