2013年01月09日
国語については、なかなか点数が思うようにあがらないと
悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もしまだ4年生や5年生であれば、新聞のコラムや
ちょっと難しい小説などを毎日少し音読してみるというのはいかがでしょうか。
音読には実は二つの効果があります。
一つは、文字を追って読むことで、しっかり文章を理解することができるというもので
こちらを伸ばしたければ、何度も同じ文章を音読することが効果的です。
またもう一つは、文章の文体を音読して身体に入れていくことで
自分で作文するときにスムーズに文章を作成することが出来るようになる効果があるということです。
中学受験の読解問題は、書かせる問題が必ずといってよいほど含まれています。
短い時間で自分の言葉で文章を生み出すためには
普段から文章を書いていればよいのですが、なかなか難しいのが現実です。
そこで文章のリズムや文体を身体にしみこませておくことで
作文しやすい体質にしていくために音読を重ねていくというものです。
毎日長文読解問題を解くというのは、非現実的でもあります。
そこで音読することで、少しでも文章を読み文体を作り出すことになれていきたいものです。