部活はいいものです。運動部でも文化部でも、部活を通して様々な経験をすることができます。勉強と部活の両立は簡単ではないかもしれませんが、両立できたときには勉強と部活とが相互に良い影響を及ぼすようになります。
部活と勉強を両立させるに当たり、大切なのは部活に時間を割いても成績を伸ばしていくために、学習効率を考えるという事です。
大切な事は睡眠の取り方を考える事です。育ち盛りの年頃であるため、部活で体力を消耗する事によって学習が出来なくなる事は避けるべきです。部活で早朝から練習することもあるでしょうが、そのときには早起きをして朝から体力を消耗するため、体力回復のための睡眠は特に大事です。
基本的な生活サイクルは、部活が終って帰ってきてから風呂や食事をし、23時くらいまで勉強し、朝起きて1時間勉強してから学校へ行く、というのがいいと思います。夜遅くまでやりたい気持ちもあるでしょうが、それによって授業中眠くなるなどの症状が現れてしまえば大問題です。
生活サイクルを見ても分かるとおり、学習時間はあまり取ることができないでしょう。しかし「ながら勉強」はさけて、しっかりと集中して行う事ができれば問題ありません。携帯でメールをしながら、テレビを見ながら2時間勉強するよりも、集中して1時間取り組んだほうがはるかに効果があります。
もし眠くて仕方がない、テレビやメールが気になって仕方ないというならば、夕食と入浴を終えたらすぐに寝てしまいましょう。そして4時ごろに起床し、朝食までの間にみっちり勉強するのです。こうすることで部活の疲れもすっかり取れていますし、早朝の時間帯には誘惑するものが少ないため、集中して学習に取り組む事ができます。
部活と勉強の両立のためには、学習効率をあげることと、睡眠をしっかりとることが大切であることを知り、どちらにも一生懸命に取り組んでいきましょう。