新学年に進級して5月になると、新学年最初のテストである中間テストがあります。新学年での最初のテストですから、ここで好成績を収めることによって、新学年でいいスタートダッシュをきる事ができます。その意味でも、この中間テストは重要な意味があります。
学習方法は基本的な部分は変わりません。毎回の授業をその都度消化しながら、自宅での復習を怠らない事によって、着実に実力を練成していきます。この作業は中学一年生の最初の頃などは手間どるかも知れませんが、慣れれば復習作業はすばやく行う事ができるようになります。
復習までやるのは最低ラインです。そこが出発点と思ってください。復習以外にも、数学などの解いた量がそのまま成績に直結するような科目に関しては、問題集を可能なだけこなすようにしましょう。そして暗記を伴う教科は、睡眠前の一時間などに集中的に行い、暗記をしてすぐに寝ることで、暗記した事を脳内に定着させるようにします。
問題集を用いての毎日の学習は、あくまで学習してきたことの練習を行って慣れる作業ですから、基本問題を解いていくだけでかまいません。しかし、問題集としては応用問題も掲載されている問題集を買うようにします。
そして中間テストの2週間前くらいから、応用問題にも少しずつ取り組んでいくようにします。先生からやっておくようにと配布されたプリントがあれば、それはテストの内容に近い問題であることが多いので、しっかりと消化しておきましょう。
毎日の復習と基本問題、テスト前の応用問題とこなしたら、テスト前日には全体を広く見て不十分な箇所を学習してください。中間テストで良い成績をとるための学習が完成しているか、メンテナンスをしていくようなイメージです。
そして前日はチェックを行ったらよく寝るようにして、万全の体制で臨むようにしましょう。